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誰が何の権限を持っているのかを明確にしないと、多様なメンバーが効率的に協力しあうことはできない。まずは権限を明確にすることが大事だ。

青野 慶久

意思決定のキーマンは起案者と承認者だけ。 承認者は決めることから逃げてはいけない。

青野 慶久

コンセプトは1つに絞らなくてもよい。大事なのは、理想に共感し、共通認識を持つことだ。

青野 慶久

ややこしい議論を開始する前に、「ド短期の議論からやる?それとも、短期?中期?長期?」と問題の範囲を確認することを心がけている。そうすれば、扱う問題の期間について認識が揃うので、建設的に議論を進められる。

青野 慶久

理想は「Vision」、現実は「Reality」、原因は「Casual Action」、課題は「Next Action」と英訳している。最近は日本のメンバーでも、課題を「ネクストアクション」と英語で呼ぶ人が増えた。次の行動こそが未来を創る。そのことに国の違いはない。

青野 慶久

「現実」について事実を洗い出し、「不具合が多い」というのがどういう状態かを共通認識とする。次に。「原因」として何が考えられ、どの原因がどのくらい影響を与えていそうか因果関係を突き止める。次は「理想」がどういう状態であり、メンバーが共にに望んでいる理想かどうかを確認する。最後に、「課題」として何ができるかを挙げ、コスト対効果が高い施策を比較検討して選ぶ。後は、課題を実行する。ロジカルである。

青野 慶久

多様性を重視する組織においては、事実だけが正しい。事実と解釈を区別しながら建設的に議論ができるようになれば、組織はスムーズに活動を進められる。

青野 慶久

解釈は人によって異なるため、事実を共有しなければ共通認識を持つのが難しい。しかし、解釈するのは悪いことではない。解釈することは、自分の個性の表現である。自分の理想、自分の意欲の表現である。考えて新しい仮説を立てることである。どの事実をどのように解釈するかで、その後の行動は大きく変わる。行動が変われば未来が変わる。解釈は素晴らしいものである。

青野 慶久

「事実」と「解釈」は別物である。実際に起こったことが事実で、それをみて思っったことが解釈。たいていの場合、事実はたいしたことはない。解釈を付け加えることで、人は感情的になってしまう。

青野 慶久

質問責任とは、自分が気になったことを質問する責任であり、自分の理想を伝える責任であり、その結果、自分の理想が叶わなかったとしても受け入れる責任である。説明責任とは、自分が行った意思決定について説明する責任であり、他のメンバーからの質問に答える責任であり、その結果、批判があっても受け入れる責任である。

青野 慶久

多様性を維持し向上させていくには、「公明正大」と「自立」が必要。嘘をつかないことと、人のせいにしないこと。簡単そうで難しいテーマである。

青野 慶久

「チーム」というものには成立条件があることを知った。チームとは、集まっただけの集団ではないのである。チームには、「共通のビジョン」「チームの構成員」「役割分担」「仕事の連携」の4要素が必要なのだと学んだ。

青野 慶久

多様な人たちをチームとして活かすためには、共通の理想が必要なのだ。多様な人材をチームで受け入れることと、チーム全体での共通の理想を持つことは、実は矛盾しない。共通の理想があるからこそ、多様な人たちを受け入れ、1つの方向を束ねていくことができる。

青野 慶久

チームワーク社会は、幸福度の高い社会である。人間は、他社に貢献することや、感謝の念を抱くことによって強い幸福感を得る。チームワークは絶好の機会だ。チームに参加するこで、集団のビジョン実現に貢献し、メンバー同士が感謝し合うことにつながる。個人戦が中心だった時代には味わえなかった幸福感を、多くの人が手に入れることができる。チームワークを通じた貢献と感謝によって、我々は、幸福に生きられるようになる。

青野 慶久

コンセプトとは「誰」に「何」を言わせたいか。

青野 慶久

人間は理想に向かって行動する

青野 慶久

覚悟を決めている人は言い訳しない。どれだけ責められてもよいと覚悟をしているから言い訳をする必要がない。言い訳をしない人は心が強い人だ。しかし、心が弱い人でもその領域に行けると気付いた。それは、保身をあきらめることだ。 あきらめるだけなら誰でもできる。誰からどのように責め立てられようが、その内容になっとくいかないものがあろうが、必ずしも自分の責任だけではないことだろうが、保身をあきらめる覚悟。保身に時間を費やすのではなく、再度理想に向かってしゅくしゅくと行動し続ける覚悟。

青野 慶久

社会的な事象のなかで真に意味のあるものは定量化になじまない。

P.F.ドラッカー

本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば事を半ば達せられたといってもよい。

松下 幸之助

人は知らず知らずのうちに、最良の人生を選択しながら生きている。

小山 薫堂

(クライアントに対して)クライアントとわれわれデザイナーの関係はイコールなんです。まったく対等なんです。そのことをまず自覚してください。そうじゃないといいデザインは生まれないんです。

河北 秀也

ほとんどの分野ではトップクラスになるのに必要なのは、 才能ではなく忍耐だ。 単調な仕事を毎日毎日繰り返えしたり、いろんなトラブルに見舞われたり、そういった事に対する忍耐こそが、自分の中に力を育てていく。

小川 忠洋

「自分に向いたもっといい仕事があるはずだ!」なんて考えている人は大抵、仕事ができない人だ。できる人は目の前にある事も確実にこなしていく。だから、できる人はどんな仕事を任せても頼られる存在になる。

小川 忠洋

同じ高さのハードルばかりを設定していると、誰より自分が飽きてしまう

尾形 真理子

ユーザーが感じている「目の前」のニーズにしっかり応えることに集中する。それが企業の社会的責任でもあるし、ビジネスの成功確率を高める方法でもある。むしろ、それを愚直にやり続けることで、イノベーションにたどり着くのだ、と。

森川 亮

差別化をしたければ、差別化を狙ってはなりません。 ベンチマークをした商品のなかで、ユーザーにとって最も重要な価値にフォーカスする。そして、その価値をとことん磨き上げる。そのときはじめて、僕たちは真の差別化を生み出すことができるのです。

森川 亮

いいサービスを出していれば、いつかは結果がよくなるはず。 それを信じて、ユーザーに価値を提供することだけに集中する。それが成功への最短距離。

森川 亮

フォワードにトップスピードで走らせる。それに、必死についていこうと努力するから、人は成長していくのだと思います。だから、僕はトップスピードの合わせることを経営の目標としてきました。それば、強い会社をつくる最高の方法だと考えているからです。

森川 亮

「仕組み化」できない部分に競争力の源泉がある

森川 亮

そもそも、意思決定はできるだけ現場に近いところで行ったほうがいい。なぜなら、彼らこそユーザーに最も近いからです。ユーザー・ターゲットに近い感性をもち、常にユーザーの気持ちを考えている彼らこそ、最高の意思決定者であるに決まってます。

森川 亮