他人に認められようなんてする欲望を捨てよう。
他人が理解してくれるはずだなんて甘い期待はいらない。
自分には何かを成す力があるなんて根拠のない過信は不要だ。
答えを見つけるために何かの方法論をあてにするなんて愚の骨頂だ。
誰も教えてくれないのは当たり前。教えることなどできないし、学べることさえ大してない。
自分の限界なんて凡人にわかるわけはないのに、勝手な限界を設定して偽のあきらめで自分を守るなんて愚しすぎる。
想像力の欠如は果てしなく大きい。その欠如を補う努力にこれで十分ということはない。言葉や目の前にある事柄を常に疑い、その先にあるものを追いかけ続けるのだ。人の言葉に左右されず、人の質問に文字通り答えればよいなんて安直な考えも捨て、そして、何より自分を疑うのだ。
忘我。
そこがスタート地点である。