良いデザインは、美的である。

良いデザインは、製品を有用にする。

良いデザインは、革新的である。

さまざまな境界に意を払え。境界は、秩序の原因である。

同じものは作るな。 同じになりそうなものは、すべて変形せよ。

むしろ知っていたはずのものを未知なるものとして、そのリアリティにおののいてみることが、何かをもう少し深く認識することにつながる。

デザインが失敗してしまう理由
1. デザインをしない方がデザインの決定権を持っている
2. デザインの知識がないマネージャが決定権を持っている
3. デザインをする前に十分のデータ分析をしないデザイナー
4. 長期的な効果を考慮する時間がない
5. 重要なフィードバックを聞き入れない
6. ビジネスの基礎条件に関する認識が低い
7. 口先だけの「利用者中心のデザイン」
8. 失敗や実験が許されない環境
9. たくさんの人が関わりすぎてデザイナーの力が弱い
10. ひとつのデザインスタイルに頼り過ぎ

デザインをする際の7つの作法
ひとりで考えない
手を動かしながら考える
議事録を書く
計画を立てて行動する
リズムを作る＝習慣化する
戦略的に本を読む
何度も検証しコンセプトを壊す

マーケティングによってニーズを、つまり甘やかされただらしない欲望を掘り起こして、ほしいものを与えていくことによって生まれる文化よりも、デザインによって覚醒されていく生活の方が、確実に社会を豊かにしていくからです。そこに早く気がついた経済文化圏が、やっぱり次の時代をリードしていくんじゃないでしょうか。

いくら斬新なデザインの商品を生み出そうと、お客さまから支持されなければ価値はないわけです。アスクルにとって「いいデザイン」というのは、お客さまから選ばれるデザインなのです。

デザインとは、橋の形を考えることではなく、向こう岸への渡り方を考えることだ