デザインに関する名言 Page 2 of 3

ロゴをデザインする際は、いかに大きいかではなく、いかに小さいかという点について考える。

ポール・ランド

デザインの過程の第1は「準備」
アイデアを得て、その課題のすべての側面を検討しラフでも完成形でもスケッチを行い、そして課題のことを忘れるんだ。
第2の部分は「孵化」
課題のことを忘れて孵化させるんだよ。頭の中で煮詰めるんだ。
何かをやって、それについて問題があっても、いったん忘れて翌週でも翌日でもまた取り組んでみると、何かが起こる。決断できるように時間を置くんだ。
第3の側面は啓示、あるいは啓蒙だ。
1週間待ってると、突然、啓示が訪れる。アイデアが浮かぶんだ。その時点で書き留めて、そのアイデアが自分のやりたいことと調和するかどうか確かめる。すべてをまとめてみて、眺め、評価する。

ポール・ランド

コンピューターなどの機械、それにQuarkといったそソフトなどを使えるという事実はデザイナーとして自分が何をしているのかを理解するという問題に比べると、ごくつまらないことだね。

ポール・ランド

すべてのものは関係している。
デザインは関係だ。
そこからデザインを始めるのだ。
形と中身との関係だ。

ポール・ランド

すべてのものはデザインだ!
すべてのものがだ!

ポール・ランド

率直に言うと、職人的にこだわって生まれてもので世の中を大きく変えれるとは思わないんです。つまり僕は、世の中を変えることができるものづくりに強く興味があるんですね。
具体的に何かをつくることはそれが得意な人に任せちゃえばいいわけで、僕はどんなものが、世の中を変えられるかを考え、それが生まれる道筋を整えることに才能を発揮するデザイナーなんです。

酒井 直樹

そもそもデザインはビジネスの起爆剤でしかないですからね。

森田 恭通

デザイナーって浮世離れしているイメージがありますけど、いわゆるアーティストじゃないんですよね。クリエイティブなリアリストだと思います。空飛ぶ絨毯を思い描きながら、発想の段取りはものすごく現実的なところからはじめてゆく。ものづくりをしているなら、最終的には予算はリアルな思考性を示してくれます。

松井 龍哉

デザイナーであればこそ経営もする。
そうして自己完結できてこそデザイナーとして真の独立が可能なんだと。

川久保 玲

デザイナーのパワーは、夢をどうビジュアライズするか、それにすべてがかかっているし、そういう仕事だと思います。
これまでにあった当たり前をいくつ重ねても、夢にはならない。それはあまり楽しいものではないでしょう。

グエナエル・ニコラ

デザインというのは人々のハッピーを生むものです。生き方のシンボルですよね。
姿・形だけじゃないということを、我々は改めて心に刻まなくてはいけません。特に若いクリエーターには、人と人とのコミュニケーションを中心にしたより良い暮らしぶりの経験を積んでほしいと思います。

喜多 俊之

誰にでも感性があるとして、プロのデザイナーが何をするかというと、無意識の感覚に気づいて何かの形に置き換えてゆくということですよね。そこは職業的に鍛えなきゃいけない部分です。

佐藤 卓

仕事においては、文字の位置を0.1ミリ以下の単位で気にしますよ。でも、デザイン上の0.1ミリが売り上げにどれだけ影響するかといえば、大したことはないこともよく知っている。それでも0.1ミリを意識するのは、いかに伝わるかを考えているからなんですね。つながってこそデザインですよ。

佐藤 卓

潜在的であれ、顕在的であれ、この世の中がもっているポテンシャルはもの凄い力がありますよ。それを私ひとりでねじ伏せようなんてこれっぽっちも思わない。無理ですから。そうではなく、合気道のようにわずかな力を使って接点を見出す。つまりデザインというのは、他力なんです。これまでになかったものを生み出そうなんて、実におこがましい。だから自分の仕事って何なのかなぁと考えると、繋ぐことなんだと考えています。

佐藤 卓

何か新しいものが登場したときは、新しいといこうことだけで伝わっていくけど、それが未来まで残るか、本当にいいものかどうかは時代が整理してくれます。そして、いいものは、ちゃんと残っていゆく。さらに突き詰めれば、ものに宿った考え方が継承されていく。

吉岡 徳仁

人間が暮らすことや生きることの意味を、
ものづくりのプロセスを通して
解釈していこうという意欲がデザイン

原 研哉

たぐいまれなる改良案がない限り、標準に従え。

アラン・クーパー

デザイナーは、男性の約10%が色盲で、
緑と赤が若干灰色がかって見えることも忘れずにいるべきである。

Dan Saffer

経験豊富なデザイナーは初回から完璧なものができることなどほとんどないということを知っている。
既に分かっている欠点も気づいていない欠点も、ユーザーテストによって明らかになる。

Dan Saffer

紙と鉛筆や、マジックとホワイトボードの速さや柔軟性に勝るデジタルツールはない。こうした(非デジタルの)道具とデザイナーの知恵とが、真の仕事のツールといえる。
デザイナーならば、ソフトウェアをいじる前に、紙と鉛筆や真軸とホワイトボードを使って考え、企画した方がよい。
デザイナーは、コンピュータを使って線を描き直したり体裁を整えたりする前に、作るもののコンセプトを大まかに決める必要がある。つまり、デザインをデザインするということが必要なのである。

Dan Saffer

製品やサービスが使われる特定状況と、
その状況における感情的な背景を理解することは、
優れたデザインに必須である。

Dan Saffer

デザインは“ひらめき”と
“思いやり”で出来ている

aiiiiin

デザインとは、ぱっとしない2つの案からどちらかを選ぶことではなく、「3つめの選択肢」を生み出すことである。

Dan Saffer

良いデザインは、できるだけ少なく。

ディーター・ラムス

良いデザインは、環境に優しい。

ディーター・ラムス

良いデザインは、あらゆる細部まで一貫している。

ディーター・ラムス

良い製品は、恒久的である。

ディーター・ラムス

良いデザインは、誠実である。

ディーター・ラムス

良い製品は、押し付けがましくない。

ディーター・ラムス

良いデザインは、製品を分かりやすくする。

ディーター・ラムス